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2005年12月19日 (月)

京のお雑煮、わが家のお正月

051219_1 12月も、19日。いよいよ今年も後何日、数えられるようになりました。
それこそ、昭和30年代の年末なんて、そら、えらいことでした!!

とにかく、子どもも、猫の手も、使えるものは、何でも。
ご飯なんて、作られへんし。お向かいの更科さんから、おうどんの出前で、ご飯だけは炊く。ご飯におうどん?!とにかく食べられたら上等!

そんな年末を過ごしてのお正月は、格別でした。
とにかく、三日もお休みが在るのは、お正月だけ、これは、今も一緒か。
温かい家の中に家族がず~~といて、テレビなど見ながらコタツで、みかんを食べる。
書いてみたら、お正月にやってることは、今も昔も一緒ですネ。

051219_2 お正月の思い出て、誰にとっても格別ですよね。中でも、お雑煮は、お家によってこだわりがあり、これでなくっちゃ!て、味ですが、


051219_3 わが家のお正月のお雑煮は、京のお雑煮で、白味噌仕立ての丸もち、大きな頭芋は、当主(お父さん)だけ、父は、頭芋が嫌いで、いつも間にか、わが家のお雑煮からは、頭芋が消えました!!
うん!頭芋「かしらいも」って知らんて、小芋の親分です。
小芋は、里芋の親戚で、えび芋とか、赤目とか、種類がありますが、その親芋です。あんまりおいしいものでもありませんが、その家の主人にのみ許された縁起もの、そして、少し小さいのを男の子は食べます。
私たち女性は、食べへんものでしたが、無くなったのは、時代の流れで当然?か、その他に、雑煮大根と日本にんじん、小芋、最後に、天盛に花かつお。

素材もみんなお正月だけの限定品、
今も、白味噌は、京極さんから、31日に届きます。

051219_4 そして、器。
お雑煮椀とも、お祝椀とも言いますが、わが家にある、昔から使われているものは、
木製で、本漆塗り、4っ組み。
総朱(全部赤)は、男性用で大きい目。
女性用は、黒内朱。
なぜか、今も、そうなんです。
言われは、私も知りません。
今は、京漆器なんて、高くて、オマケに作られているカ?


今では、特別に漆器屋さんお願いして、生産してもらっています。
わだかつのオリジナル。
お雑煮椀、蓋つき。

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わだかつの私のお気に入りも覗いてください。
皆様、ご健勝で、良いお正月をお迎えください。


私は、一番忙しい、年末に突入します。
楽しく、乗り切るぞ!!

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